この字は「かな」とも読みます。(終助)〔系助詞「か」の文末用法に詠嘆の終助詞「な」が付いてできたもの。中古以降の語〕體言およびそれに準ずるもの、活用語の連體形に付く。文末にあって、詠嘆?感動の意を表す。「…だなあ。…なあ。」等?
〔(1)上代には「かも」が用いられた。(2)現代語でも、「惜しい」「悲しい」など壹部の形容詞に付けて、「…なことに」といった意味の慣用句を作るのにわずかに用いられることがあり、「悲しい―、子供の力ではどうすることもできなかった」。また、「素晴らしき―、わが人生」などのように、文語的表現として用いられることもある〕
また、感心してほめる意を表しています。