直接拒否の言語行為というのは、壹種のはっきりとした斷り方で、拒否者は直接であるべく明確的に自分の意図を相手に伝える。これはいわば策略とまったく関系ない斷り方だといっても過言ではないだろう。したがって、こういう斷り方は最も無禮な策略だと見られる。
直接拒否の言語行為には使用の頻度が文化的な差があり、その差が具體的な情景によって変わる。日本は提攜を重んじる社會であり、調和を取られた人間関系は萬事の基と見られる。言語的な拒否は人の顏面を損なう行為と見られる。故に日本人は滅多に「たとえば など」のような言葉で拒否の意を表さない。